蒼の彼方の島暮らし

しまのおたくのひとりごと

「あおかな」好きが化けの皮捨てきれなかった話

二年前。

 

誰も僕のことを知らない島に、

都会育ちのろくでもねぇ奴が降りたった。

 

金も住居も特に持たず、

職もあやふやで、

引越しはダンボール数個だけ。

 

今でもトチ狂ってんのか、と思う。

 

 

あれから二年。

 

知人はだいぶ増え、

月に数回遊ぶ友人もでき、

職もとりあえず困らず、

まぁ外面は多少良い野郎にはなった。

 

中心部から少し離れたところに住居を借り、

イカーでの通勤の日々。

家からは数分で某ex2で同じみの教会も見える。

 

島に来て移住者にも十数人会った。

30代や家族持ち、(金持ち)らは割と長く住んでいて、

対して20代やそこらの人は数年も経たずに元いた場所へ帰っていく。

それがここ。若い奴はたいてい消えてく。

 

僕がなんでそこまでしてこの地に住んでいるのか、

おそらく「あおかな」というコンテンツを目的とするよりは

「島暮らし」に重きを置いてるからこそ(続いてるん)かな、と耽ったりする。

 

話は変わるが、島での噂は本当に早いし間違いの確立が高い。

信じるのもあほらしいものも多いが、ご年配の方々は鵜呑みにしやすく(ド偏見)

悪い噂ほど広く早く広がる。

 

それを感じ取ったのもあって、実は島では(片手で数えられる人数を除き)

僕が「あおかな」が好きでここに来たということを言っていない。

 

だってやべぇ奴じゃん。

一般人から見たら「とあるゲームが好きでこの島に移住した野郎」だろ

これが曲がり曲がって「エロゲしにこの島に来た変態」とでも噂されてみろって

住めんて。プライバシーもクソもないんだから。

車のナンバーまで覚える人いるらしいから道路ですれ違うだけでバレるらしい。

 

まぁここまで言ってなんだが、噂されるのが嫌だ、というのが一番の理由ではない

どちらかというと、前述したように「島暮らし」がしたかったのだ。

 

二年前に移住してきたみさきのように。

最近本土から転校してきた明日香のように。

鹿乃島から晶也のお隣さんになった莉佳のように。

 

実際よく聞かれる。なぜ来たのか、と。

そりゃ不思議だろうさ、若ぇ奴がいきなりなんもないところに来るんだから。

返答はいつも「田舎暮らししたくて、以前旅行に来た時にここの海と星が気に入ったので」

もし島でこの口上を耳にしたことあるならば、もしかしたら僕かもしれない。

(できれば言いふらさず心のうちに留めておいていただけると非常にありがたい)

実際に嘘は言っていないし、本心ではある。

まぁそれでもやはり陰では「なにか訳ありなんじゃないか..。」と言われていたりする。勘がいい奴は嫌いだよ。

ただ相変わらずこの先もこれを言い続けるだろう。

 

 

長くなったが、とうとう三年目になった。

三年目は何をしよう。

正直なにも決めてないし、何か新しいことをするか、と言われたら

おそらくしないだろう(家庭菜園とか釣りとか、そういうことはするかもしれない)

 

先日あおかなが『アニメ聖地88』に認定された。

もし仮に、万が一、あおかなが、s社様が島で何かするのであれば、と考えたことがある。

僕はそのとき率先して何か行動を起こすのだろうか。

それとも島の人間として最初は冷ややかな目で見るのだろうか。

 

僕は前者になりたい。

 

キモい奴にはなりたくないが、もう十分キモいだろ、ってな

何をしても自己満足にしかならないんだから。なら楽しいことをしたい

おそらく(コンテンツ的に)どう考えても島ですんなり受け入れてくれるとは考えづらいのでなんかないかな~~~~~

 

なんかしらの緩衝材として生きれたらいいな~とか考えつつ人脈と信頼を構築しはじめていたりしなかったり。

そもそもなんもないかもしれないしな!!!!!!!

莉佳のasmrとグッズよりも、邪神ちゃんとみなもちゃんの方が売れるだろうしな!!!!!!!

 

とにかく、おめでとう、自分。

よぉ二年生き延びた。

今年もよろしく。

 

 

いつも通りつたない文章ですみません...。

そのうち移住のすゝめでも書こうかな?

気が乗れば、ね。

 

おわり